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2016-04-26 19:53 | カテゴリ:ガルパン
こんにちわ。今日は総集編です。

模型の製作と並行して進めて参りました、継続高校タワーワゴンの車両調査。
こちらをまとめて私なりの結論を報告したいと思います。

もちろん、これは個人的な見解であり、ガルパン公式様とは関係ありませんので、
「お前の中ではな。」くらいの生暖かい目でご覧いただければ幸いです。


早速ですが今回集まった資料を年代別に並べてみます。
(ソースはあっちこっちしてしまうので最後に記載)

・1920年代
torni1.jpg
1925年フィアットタワーワゴン 車番501 (プレートナンバーA-1616)

・1930年代
thumbnail.jpg
1930年REPUBLICタワーワゴン 車番502 (プレートナンバーA-206)
ヘルシンキ路面電車とオムニバス株式会社共和国ブランドの「タワーカー」トゥールンホールの中庭。
Helsingin Raitiotie- ja Omnibusosakeyhtiön Republic-merkkinen "torniauto" Töölön hallin sisäpihalla.(原文)

thumbnail (1)
1930年上の二つの車両と思われます。
ヘルシンキ路面電車とオムニバス株式会社共和国とフィアットブランドの高所作業車動物園の沿道。
Helsingin Raitiotie- ja Omnibusosakeyhtiön Republic ja Fiat-merkkiset nostolava-autot Eläintarhantiellä(原文)

・1940年代
600.jpg
1944年2月 車番502 (プレートナンバーA-4211)
1944年ソ連軍によって行われた大規模な爆撃(ヘルシンキ大爆撃)。これによって破壊されたトラムラインを修復しているところ。

・1950年代
torni2.jpg
1954年2月18日 REPUBLIC 車番502(左)、 ボルボバス 車番504

torni3.jpg
1950年代半ば 上の左の車両と思われます。
共和国のキャビンは(REG AE-211)後に再び増加しました。
Republicin hytti koritettiin myöhemmin uudelleen (rek.nro AE-211).

参考にした写真は大体こんな感じです。細かい仕様の違いはありますが、似たようなタワーワゴンが何台か作られていて、502番はキャビンを換装したり長年にわたってヘルシンキの架線修理を行っていたことが分かります。

中でも劇中に登場した1944モデルは独特ですね。やはりあの謎タンクがチャームポイントでしょうか。中身はともかく・・・

(参考URL)
SUOMEN RAITIOTIESEURA RY
http://docplayer.fi/5221363-Suomen-raitiotieseura-ry.html
HELSINGIN KAUPUNGINMUSEO
https://hkm.finna.fi/Record/hkm.HKMS000005%3Akm0020ps?lng=fi
https://hkm.finna.fi/Record/hkm.HKMS000005:km0020ph
SRS-UUTISET 2013, sivu 3
http://www.raitio.org/news/uutis13/uutis133.htm
ヘルシンキ大爆撃
https://fi.wikipedia.org/wiki/Helsingin_suurpommitukset


続きまして、ガルパン劇場版公開後発売された雑誌、イベントなどから情報をたどります。

・2016年1月25日発売
『ガルパンFebri』一迅社


ガルパン劇場版エンサイクロペディアには「ポルトルカ」と記載されています。
要約するとフィンランドが鹵獲したソ連のポルトルカ(GAZ-AA)を高所作業車に改造したものが登場しているよ。ということです。

ロマンがあります。個人的には推したいところですが、1930年の写真がある以上は残念ながら否定せざるを得ません。
フィン対ソ連の戦争は1941年からですし、それ以前に交易でフィンランドに輸出されていたとしても、このGAZの量産が始まった1932年以降になりますので。

私がこの雑誌を手に入れたのが2月発売増刷分でして、この項目を読んだのはつい先週(笑)買っただけで満足してましたからね。変な話、ある意味では読まないでよかったのかも・・・。

・2016年2月5日
ミリタリートークショーつき上映会
ガルパン劇場版制作に関わられたミリタリー専門家の皆さまの豪華なトークショー。
ここでもタワーワゴンについて触れられています。

専門家でも謎・・・よくわからないまま登場させた。

詳しくはこちらのリンク先へ
http://blog.livedoor.jp/achtung0430/archives/47739311.html
http://dengekionline.com/elem/000/001/213/1213689/

ざっくり読んでみましたが、要はあのボンネット横の「REPUBLIC」のエンブレムから
米国のREPUBLIC社との関係があるのでは?しかし、1920年代の自動車会社なので、
どうなんだろう?というおはなし。

調べてみると、この自動車会社は1929年にAmerican-LaFrance社と合併して
American-LaFrance-Republic社になったようです。

ヘルシンキのアレと似たような車はあるにはありますが、決め手になるはずの
エンブレムは「American La France 」だったり「La France Republic」だったり。。。


・2016年2月25日発売
『月間モデルグラフィックス2016年4月号』大日本絵画


こちらのガルパン特集ページにある「フィンランド軍講座」が最高に面白い。
マニアックな話ではあるのですが、斉木氏、梅本氏のやりとりが笑えますし、
勉強にもなります。ぜひ連載を継続して欲しいです。

で、その記事の左下にタワーワゴンの見出しがあります。
内容は先のトークショーの要約で、とりあえず誰にもわからん謎車両だよ。

公式では調査中とのことですが、きっと来月の『アハトゥンクガルパン2』にはより詳しい情報が・・・いや戦車じゃないし、ないかもしれませんが、今は楽しみに待つばかりです。



・・・・・・。



さて、ここからが本題というか、なんというか。こうしてまとめて見ると、謎のままでもいいんじゃないかな?と。
ミカさん風にいえば、

「この車両を特定することに意味があるとは思えない・・・」

「じゃあ特定しない?」

「でも、彼女たちの判断を信じてみよう」

(ここでリズムが変わるわけですね。)

今は自分の判断を信じてみます。
私の結論は













Show.jpg
HELSINGIN KAUPUNGINMUSEO
https://hkm.finna.fi/Record/hkm.HKMS000005:km0023n9




です!(長いっ)

この車両は1929年ヘルシンキ市内で新聞配達をしていたところを前述のヘルシンキ路面電車とオムニバス株式会社にスカウトされて荷台にタワーを増設し、市の交通機関の保全のために活躍、1940年代にはバイオガスを原動力とする改造を施され、さらにはそのかわいらしい姿が水島監督の目に留まり、ガルパン劇場版にて銀幕デビューを果たすのでありました。(1カットだけですが)

大体あってると思います。


さて、この車両をさらに調査しなければならなくなったのですが、これは比較的楽でした。ボンネットに名前が書いてありましたから。

logo1.jpg

見づらい。サイドアンダーミラーが欲しいところです。


「GENERAL MOTORS TRUCKS」


と書いてあります。なので、この年代に絞って検索をかけたところこのあたりが一番怪しいかと。
52afcffb9d18a7ee99ffb682d8facd75.jpg
1929年式 GMC T30 STAKE TRUCK

この写真の車両はおそらくレストアされたものなので、ルーフがキャンパスになっている点で異なりますが、まず間違いないでしょう。

ここまでご覧いただいた皆様には何点か疑問が残ると思います。

「REPUBLIC」のエンブレムは!?
ホイールの形状が違う!?
リアフェンダーは!?

承知しています。私の一つの見解を言わせていただければ、

『この継続高校タワーワゴンの元になった車両は1台しか改造されなかった。つまりリアフェンダーもホイールもワンオフ。そして「REPUBLIC」のエンブレムも世界に一つだけのもの、すなわちフィンランド共和国を示すものだった。』

正直半分はヤケになってますが(笑)これだけ探しても見つからなかったので、もう半分は諦めです(泣)
もし、「REPUBLIC」のエンブレムがついた車両があればこっそり教えてください。

あ、でも、別に特定できなくてもこれだけ資料があれば模型作れますから、という前向きな気持ちもあります。
また作るなんてことはないかもしれませんが、今度はちゃんとベースキット選ぼう。。。


というところで、私の調査報告を終わります。お付き合いいただきありがとうございました。



さて締めになりますが、今日現在ガルパン劇場版公開からすでに5か月を過ぎたところ。まだまだロングラン上映は続いてます。劇中の舞台は真夏ですからね、続いてほしいですね。きっと冬に観るのとはまた印象が変わると思います。

もちろん来月の劇場版Blu-ray・DVD発売も楽しみですが、さらなるロングラン上映を期待しております。



でわ、また。
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